新人教育研修のプログラム例

まずは新人教育研修のプログラム例をご紹介いたします。

①業務にあたっての頭の切り替え

②業務のノウハウと必要スキル
・業務・仕事の行い方。
・ポイントを抑えた仕事の方法。
・成長のための必要なスキル。
・スキルアップのためには。

③ビジネスマナー
・ビジネスにおける礼儀とは
・品性のある言葉について

④電話応対について
・基本的な対応について。
・状況や相手に合わせた対応。

⑤コミュニケーションについて

⑥実例からみる失敗例
・してはいけないこと
・新人にありがちな失敗例
・言葉の使い方を間違えることの危険性。
・失敗しないためには

⑦キャリア開発について

新人教育研修を始めとした数々の研修に対し、様々な企業で効果的と思われるプログラム例やコース案が組まれています。
教育研修担当の方はそれらを参考にしてプログラムを組むと良いでしょう。

家庭において小中学校が義務教育(子供に教育を受けさせる親の義務)であるように、企業においては教育研修が義務(社員に教育を受けさせる上司の義務)であると考えられます。
特に新人は、企業にとっての新人であると同時に社会にとっての新人でもあります。
社会のなんたるかを知らないまま仕事の方法だけを教えることは、本当の社員教育とはいえません。
学生時代にアルバイトの経験があるかどうかに限らず、社会のルールを一から教えるつもりで研修を行いましょう。
研修が成功すれば、他社にも誇れるような有能な人材に育てあげられることでしょう。

新人教育研修の必須内容

何事も最初が肝心!という例に違わず、教育研修も新入社員のうちからしっかりと行っておくことが大切です。
新入社員の多くは数か月前までは学生という身でした。
学生から社会人へと立場が変わったことで、身の回りの環境やそれらへの対応方法も変化したことを、人生の先輩として教えてあげなくてはなりません。
新入社員を対象とした教育研修に組み込むことで特に必要となる内容が以下の3点です。

◆ビジネスマナー
学生の頃に比べて大きく変わり、それでいて重要性を増すのがビジネスマナーです。
マナーはいわば礼儀ですから、正しい言葉遣いや基本的な挨拶ができなくては、例え悪気はなくとも礼儀に欠けていると見なされます。
挨拶の決まり事やお辞儀の仕方の他にも、ビジネスマナーには特有のものが多いですね。
それらひとつひとつを丁寧に覚えていく必要があります。

◆コミュニケーション
笑顔さえ絶やさなければ万事上手くいく・・・という考えはビジネスの世界では通用しません。
ビジネスでいうコミュニケーションとは、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)です。
これを徹底させることが、業務を円滑に進めるためにも、人として他人に迷惑をかけないためにも重要となります。
もちろん、笑顔も大切なコミュニケーション要素ですが。

◆行動する力
仕事は指示されて行うことではありません。
自ら動いて始めることです。
これは学生と社会人の違いなどではなく、子供と大人の基本的な違いでしょう。

教育研修の本質を考える

教育研修の対象となるのは、社員となっての年数や役職に限られてはいません。
役割によって必要な教育内容というものがあり、それぞれで異なっています。
ですが、多くの場合において教育研修とは年数の浅い社員・・・特に新入社員が対象になっていることと思われますので、今回は新入社員が対象の教育研修について述べさせていただきます。

企業のためとなる新入社員を育てるには、何よりもまず教育する人自身の姿勢から整えなくてはなりません。
教育の姿勢とは、言い換えれば教育方法です。
一昔前から当たり前とされていた、不備があればまず大声で叱るという方法。
これで教育効果があると思っているなら、今すぐ考え方を改めるべきです。
今時そのような方法は古いなどと言いたいわけではなく、叱るという行為が社員の成長を抑えることになってしまうためです。
厳しさに耐えられる人間が減ってきているという現状もあり、嘆かわしいことではありますが、教育のつもりなら怒りや命令などで社員の反発心ばかりを育ててしまうことにはしたくありませんからね。

教育担当者であればこそ、社員をうまく教育できる研修を組むスキルが必要になるでしょう。
効果的な教育研修を行えるスキルが高くなるということは、教育能力だけでなく、コミュニケーション能力や業務を効率的に遂行できる能力が付くということにもなります。
社員に教育を施すことで、教える側も教えられる側も成長していく・・・これこそが教育研修の本質といえるでしょう。